歴史の面白さ

「日本の歴史」(安田元久編、現代教養文庫)。

有体に言えば日本史の概説書なのですが、これが意外と引き込まれます。


私事で恐縮ですが先日来、古代春秋時代の中国と、現代中国を自身の観点から見直しています。

この作業も、新たな発見の続出で、結構楽しい作業なのですが、そうなると思いは自然と国史、すなわち日本史に向かいます。

学校の教科書が、歴史的事件の羅列であることは避けられませんが、教科書の問題点は、ある政策の真の目的や、当事者の思惑などを勘案しなければ、歴史は何も語ってくれません。

日本に限らず、歴史は日本人の所業の堆積であり、その中には賢愚入り混じっています。

ただ、世間や学会の通説の尻馬に乗って歴史を断罪するのではなく、それら登場人物を取り巻く事情、当時にあっては当たり前の考え方を自分なりに理解したうえで、歴史を紐解く。

なんて楽しい作業でしょうか。


私の生涯の目標は、「論語」、「春秋」、それに「日本史」の決定版を書き上げることにあります。

(続く)
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by dokkyoan | 2008-06-28 06:21