無様なり、岩波書店

新装版広辞苑の売行きが、悲惨なほど悪いらしいです。

でも、それは当たり前、自業自得です。

驕り高ぶり、怠けることしか学ばなかった人間に待っている運命とは如何なるものか、岩波書店の各位は今頃になって実感しているでしょう。


以前にも申し上げましたが、広辞苑の改訂は100年に一度で充分です。

「時代とともに変化する言葉の意味を追う」と言う考えそのものがおかしいのです。

「本来の意味から、どれだけ言葉が崩れているのか、或いはずれて距離が生じているのかを見極めるための物差し的道具が辞書」なのです。

ですから、10年で改訂するのが根本的に間違っています。

その「左翼商業主義」が、誤りの根源にあるのです。


新しい言葉は、「新語辞典」や「俗語辞典」、或いは「外来語(カタカナ)辞典」に任せれば良いのであって、無闇に広辞苑が扱うものではなく、新村出氏の編集方針からも逸脱しています。

広辞苑は改訂すれば売れて儲けられると考えている限り、岩波の再生はありえません。

(了)
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by dokkyoan | 2008-06-03 20:12