ロスチャイルド ~承前~

ロスチャイルド家を含めたユダヤ人が、当時の上層階級から如何に忌避されていたかは、その爵位をみれば分かります。

男爵。

爵位の中でも最下位の称号しか、ロスチャイルド家には与えられませんでした。

そして現在も男爵です。

上流階級が如何に彼らを遠ざけたがっていたか、一目瞭然です。


ロスチャイルド一族も、実は極端に閉鎖的です。

婚姻は基本として近親婚(従兄弟同士の結婚)で、それ以外のユダヤ教徒と結婚するのも稀です。

キリスト教徒との結婚は認めますが、その場合、当人を含めて一族の事業に関与させません。

キリスト教徒(=上流階級)の容喙を嫌ったためです。

近親婚は、同じユダヤ人が油断ならないのですから、致し方ない論理的帰結と言えます。


最後に、ロスチャイルドとは「緑の楯」と言う意味。初代の住んでいたアパートの名称でした。

当時ユダヤ人には、姓が認められていませんでした。

(了)
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by dokkyoan | 2008-03-14 17:31