新村出の復讐 ~承前~

岩波書店と言えば広辞苑、広辞苑と言えば岩波書店。ですから、広辞苑は岩波の代名詞になっていますが、広辞苑が社内でそれに相応しい扱いを受けているかと言うと、実情は全く逆です。

これは出版元全般に言えることなのですが、辞書編纂事業ほど、社内で日の当たらない部署はなく、むしろ敬遠される仕事なのです。

その証拠に、作業の少なからぬ部分が、外部委託されていますし、甚だしい場合は丸投げされています。

つまり、広辞苑の場合、その編纂及びそれに従事する者は、社内で評価されないにもかかわらず、換言すれば、新村出が生涯を通して続けた作業に対して尊敬を払わないにもかかわらず、新村出の業績を食い物にし、その名声で生計を立てているのです。


遠からず、岩波書店は新村出の復讐を実感することになるでしょう。

倒産と言う形で。

そのときに己の愚かさが身に沁みるでしょうが、その時点では手遅れです。


出来ることなら、倒産した岩波を買収できる資金が欲しいです。無駄飯喰らいを排し、後世に残すべき書籍のみ、版権を維持します。

(了)
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by dokkyoan | 2008-03-07 19:54