大阪人と名古屋人 ~「大中華主義」と「小中華主義」の補助線~

先に大阪及び名古屋の方々には、ご無礼の段、お許しの程を申し上げたうえで話を進めさせて頂きます。

これは小誌の友人もそうだったのですが、名古屋人は一般に上京滞在時、己が名古屋出身であることをひたすら隠そうとします。

にもかかわらず購読紙は東京「中日」スポーツ、そして「だで(=「だから」の意」を標準語と思い込んでいるので、日ならずして名古屋人であることが露見します。

それから名古屋の「身内」のことを悪く言われるのが大嫌いで、その友人は性格も温厚、先般の震災において小誌の知る限り最も早く福島原発の危険性を指摘した、普段は理性溢れる理系ですが、震災の少し前に電話で話をした際、原発を保有している中部電力は「いかんて~」(良くないの意)と言いながら、それでは中電の首脳陣は如何と調べたところ、現職社長こそ東大理系(建築)だったものの、会長はお坊ちゃん大学の理系で、父親が同社の副社長だから完全な親の七光り、前会長は馬鹿田大学ずぶずぶ文系で、原発の発電の原理すら分かっているのが心配な布陣でしたので、「中電は馬鹿」と言っていると、その温厚な友人の息が荒くなり、「悪いと分かっていても、中電とは関係ないけれど、余所者に悪く言われるのはヤダ」と言い出しました。

どうも名古屋人は面白い発想の持ち主揃いで、某グラビアアイドルが高校の後輩と知った件の友人、「偶然とは思えない」、向こうが結婚しても良いって言ったらの質問に、「全ての条件を呑んででも迎え入れる」との由。

そして面白いのがトヨタの「扱い」で、あれは三河なので半「余所者」、半「身内」らしく、大抵の日本人は名古屋とトヨタの区別がつかないので、都合の良い時には身内扱い、都合が悪ければ「余所者」になるそうです。


対する大阪人、大阪が「グローバル・スタンダード」と信じて疑いません。

ですからプロ野球で交流試合が始まった際、大阪人≒阪神ファンは当然の如く黄色と黒の法被をきて、例えば札幌に乗り込み、三塁側が一杯になれば当然の如く一塁側を侵略し、敵チームを悪く言うのはまだしも、見方がチョンボした時の罵詈雑言は相手チームの応援団を怖れさせるに足りるもので、兎に角阪神だけは「パリーグの試合全てが甲子園状態」、うっかり甲子園に乗り込もうなら、試合展開次第では身の危険も感じる思いをして帰途に就きます。

当然、上京しても標準語は使わない、「大阪弁くらい、喋らんでも理解せえよな」とばかり大阪弁を駆使します。

阪神すら聖域ではありませんのでは、他人が言う前に「大阪市はなっとらん」、「関電(関西電力)は態度が悪い」とか平気で言います。


蒋介石は名古屋市(南京)ではないが、その周辺の田舎の貧しい家の出身と仮定します。

まずこの種の人間は「名古屋コンプレックス」を持っています。(その証拠に同じ新築住宅物件でも名古屋市内だと端っこでも1,000万円高くなります)

才能と努力で名古屋とその周辺を支配下に置きました、これが初期の南京政府です。

でも「天下統一」のためには東京(=北京)を掌中に収めねばなりませんから北伐を断行します。

でも首都は名古屋(南京)、強烈な郷土意識を感じますが、政治的感覚としては間違っています。

東京(北京)を獲ることが天下統一の最低条件です、それまでの統治機構は全て北京に残っているのですから。

トヨタ(浙江財閥)との繋がりも出来て、憧れの名古屋(南京)に首都と置いて天下統一目指しますが、東北人が南下して東京(北京)はおろか名古屋(南京)まで占拠します。

仕方なく奈良盆地に逼塞しますが、蒋介石とその一党には奈良県民は「余所者」にしか見えません。

蒋介石の「故郷恋しや」の念、それと身内と余所者を峻別する精神構造、中国では当たり前ですがそれでは革命は生まれません。

(続く)
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by dokkyoan | 2011-06-13 23:57