ワリヤーグ

日本には軍事オタクが多いそうですが、中国では軍人が軍事音痴なので困ったものです。

ロシアから購入した「中国初の空母」ワリヤーグ、写真を観ただけで頭が痛くなります。

もう少し「戦争下手」を根本治療しないと、日本の「職業保守」が全員、失業してしまいますから。


http://j.people.com.cn/94474/7364337.html
空母はすでに斜陽兵器?


小誌は文系ですので詳しいことは分かりませんが、このワリヤーグなる空母を称する艦船(それにしても、誇り高き中国が名称を変えないのは不思議です)、甲板(滑走路)を延長し、しかも緩やかながら上向きに勾配をつけています。

こんな珍妙な「航空母艦」、日米英の技術者に作れと言ったら首を括ります。

小誌如き理系馬鹿でも分かります、中国の空母艦載機は、平板では発進の際に充分な浮力と揚力が得られず、着艦においてもこの距離の平板では飛行機が墜ちてしまわないか心許ないのです。

発進の場合、カタパルトに問題があるのか機体の耐久性に課題を残しているのか、おそらくその両方でしょうが、着艦の際も強制的に停めるだけの技術を持ち合わせていないと断言できます。

ついでに言えば、そんな艦載機の性能、高いとは思えず、空母艦載機は多くの制約から性能を落とさざるを得ませんが、中国の戦闘機や爆撃機はそもそも性能が低いうえ、艦載機だからなおのこと性能を削っていますから、「レシプロのゼロ戦よりマシ」程度じゃないかと思われます。


中国人は口は達者ですが、喧嘩は本当に弱いと思います、少なくとも日本人的観点からすれば。

「超大国の卵」たる大日本帝国軍が、中国全土で実地教育したにもかかわらず、国民党軍と中国共産党軍(紅軍)と言う劣等生連中は、全然その真髄を会得出来ませんでした。

ですから60年以上を経ても空母を「輸入」し、それに下手な小細工を加えて事足れりと考えています。

日本もかつては大英帝国から軍用船を購入していましたが、自力開発のメドが立つや、あっさり英国を袖にして日英同盟破棄の遠因を作っています。

英国が怒るのも分かりますが、「自国製で少なくとも負けないものが造れる」となれば、国産に踏み切るのが心情で、悪いのは外務省です。(小誌は特に岡崎某が大嫌い)

日本人はこう言った技術の点では嘘をつきません、戦前も戦後も。

ですから「高い技術力と工業力」を兼ね備えた「もう一つの超大国の卵」米国を畏怖した訳で、日米決戦は勝算が断たないのは当たり前、誤算はその「余剰生産能力」で、これだって外務省の情報収集能力を槍玉に挙げるべきと思います。


国共内戦に関して流布する通説で、「米軍が国府軍に送った兵器は少なからず共産党側に横流しされた」と言う主張がありますが、どうやってそれだけの兵器を運び込むのか、物理的に可能かから検証すべきと思いますが、それ以前にAK47カラニシコフの存在を考えれば、こんな珍説、検討するに値しません。

ロシア民族が産んだ数少ない「国際競争力のある商品」、AK47とその系統を引く小銃が今でも全世界で求められているのは、「精度で劣っても馬鹿でもすぐに使えてしかも故障が少ない」と言う、稀有な利点があるからです。

換言すれば「通常の兵器を使いこなすには一定時間の訓練が必要で、重火器になるほどその時間が長くなる」訳で、日本製とソ連製の武器に親しんでいた紅軍にとって、最新の米国製武器は存在しないに等しいです。

考えてみれば、蒋介石軍は援蒋ルートや戦後の補給で、米英製には慣れ親しんでいたでしょうが、共産党軍は、下手をすれば最も日本製に詳しかったのではないか、そう考えることも可能です。

(続く)
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by dokkyoan | 2011-05-10 01:52