横から「割り込み」

まずは今回の大地震により被災された全ての方々並びにその関係者に、心よりお悼み申し上げ、またはご心痛をお察し致します。


それから唐突に読者を驚かせて申し訳ございませんが、今回は別紙ブログ「現代中国に関する考察(http://fourkokint.exblog.jp/)」からの横滑りですので、ご興味がございましたら、予めそちらに目を通されてからお読み下さいませ。


「サイパン→硫黄島→沖縄」と敗北を重ねつつも、帝国陸軍はそれまでに学習したことをより効果的に実戦に移し始めました。

具体的には「ビンソン計画(プラン)の欠点を突くことです。

ビンソン計画の特徴は、「圧倒的な人材(兵員)、資材、装備、武器」を前提に、「効力対象島嶼の周囲に鉄板を敷き詰め、陸地化することでその島を孤立化させること」にあります。

換言すれば、その泣き所は「その勢力を維持するだけの補給は困難」で、「天敵は持久戦」と言う結論になります。

つまり帝国陸軍及び海軍陸戦隊は、殆ど正解を出していました、「米軍が地上から空の三次元を支配するならば、我々は地下から地上を支配する」。

そして地上の一部でも支配するならば、そこを拠点に得意の砲撃で相手を駆逐する、これにより持久戦に持ち込むことがその骨子でした。

日本軍の得意技は神出鬼没の歩兵戦術と、正確無比の砲術にあります。

とすればその特長を最大限に生かせば、米軍は補給に苦しむことになり、事実、沖縄戦ではその懸念が指摘されていました。


顧みるに、国民党も中国共産党も、日本陸軍を手本に内戦を戦ってることになりますが、いずれも劣等生であるため、歩兵と砲撃を中心とする用兵術は極めて稚拙でした。

そして今でも用兵思想に進歩があると思えません。

(続く)
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by dokkyoan | 2011-03-12 04:17