世を毒する言動、空疎な報道・社説・論説等に遠慮仮借なく鉄槌を下します。


by dokkyoan

何故、日本の外務省は無能なのか

何が今の外務省、外務官僚に足りないでしょうか。

基礎知識が足りないのです。


中国を現状分析する際、以下の事柄の理解は必須条件です。

1)本籍
宗族の一員である中国人については、本籍(原籍、祖籍とも言う)を知る必要がある。

2)祖先
ご先祖様に誰がいるかは、外交官でなくとも当然

3)出身母体
共産主義革命前の所属身分(職業)

4)単位
革命以降の所属階級(共産主義社会は立派な階級社会です)

5)交友関係
特に共産主義青年団の関係

6)派閥
どの派閥のどの地位にいるか

7)党歴及び党内での地位
行政のどの位にいるかよりも、党のどの場所にいるかの方が大事


ざっと最低でもこれだけのことは理解していなければなりません。


ですが、杉本信行著「大地の咆哮」(PHP文庫)には、この種のことには全く触れられていない。

と言うより、本人にそれらの重要性の意識が無いのではないでしょうか。


常識がない限り、当たり前のことが見えません。

歴史観なき外交官、これほど珍妙なものはない。

ですから、作品中で草の根ODAなる奇怪極まる物を提案できるのです。


物故された故人に伺いたいのですが、貴兄は国家よりも国策よりも、己の宗教観を最優先されていたのではないのですか。

(続く)
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by dokkyoan | 2008-05-03 20:34