世を毒する言動、空疎な報道・社説・論説等に遠慮仮借なく鉄槌を下します。


by dokkyoan

様々な「終焉」

まず、中国人の爆買いですが、今回で峠を越すでしょうね。

ここに来て国際金融界が荒れているのも、その元凶は他ならぬ中国、その主役が春節休暇と称して一週間休場していたのですから、週明けの混乱は必至かと思われます。

これは相互作用なのですが、中国経済の失速が原油価格急落を生み、それがドル安に繋がっているのは言うまでもありません。

その原油ですが、何処まで値下がりするか、まず考えられるのは「イラン次第」と言うこと。

米国(=オバマ大統領)から核武装のお墨付きを実質的に勝ち得たイランを、隣国サウジアラビアは決して許しません。

イランは原油への依存比率が高いのに、他の中東産油国は原油を精製して得た石油製品、更には石油化学製品の生産能力も有していますので、原油価格の下落の衝撃はイランの方が圧倒的に大きいのです。

サウジアラビアとしては、イランが増産に踏み切ったこの時期を利用して、原油価格を引き下げる考えですが、それでは何処まで下げるかと言うと、最低でも限界利益割れ、運転資金も底を突く水準まで押し下げることが予想されます。

とすると、バレル当たり10ドル割れも想定すべきではないか、ここまでくると世界経済も混迷の渦に巻き込まれます。

ドイツ銀行に端を発した信用不安は欧州全体を覆うでしょうし、ベネズエラを初めとする反米産油国も存亡の危機に瀕することになります。

勿論、中国のバブル破裂はこれからが本番、早晩、中央銀行(中国人民銀行)の外貨準備は払底すると考えられます。

留意すべきは中国の場合、表向きの外貨準備の金額と実態とでは大きな乖離が存在すること、要は支配階級が寄ってたかって横領しているのです。

ですから「実際の外貨準備高」を推計しないことには、判断を誤ることになります。

2016年は楽しみな1年になりそうです。

(続く)

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by dokkyoan | 2016-02-13 23:56